【Mac、アプリ】画像の容量を圧縮してくれるアプリを比較してみた。

Mac

はじまり

リサちゃん
リサちゃん

Googleドライブの容量が足りなああい!!

リサちゃん
リサちゃん

・・・なんてこと、ありませんか?

135ml
135ml

ありますね。ブログとかYouTubeの素材画像が容量を圧迫する原因の1つですよね。

リサちゃん
リサちゃん

どうにかなりませんか?

画像の容量・・・

135ml
135ml

冗長な容量は削ってしまいましょう!

・・・といったわけで、今回は画像を最適化するツールの比較をしてみましょうか。

リサちゃん
リサちゃん

はい! やってしまって下さい!

今回比較する画像圧縮ツールたち

比較対象は以下になります。

  • JPEGmini Pro
  • ImageOptim
  • Image Tools
  • TinyPNG
  • Squoosh

簡単に各ソフトの紹介をします。

JPEGmini Pro

.jpg画像を圧縮するソフトとしては「JPEGmini」は古参なものになるかと思います。以前は、「JPEGmini」をApp Storeからダウンロードできたのですが、App Storeから無くなってしまいましたね。残念。

圧縮時にExif情報を保持するので、圧縮後でもGoogleフォトにアップロードしたときに撮影日時がちゃんと反映されてくれます。これがかなり助かる。

まだ僕は試していませんが、どうやら現在のJPEGmini Proは、動画の圧縮まで出来るようです。

しかし、無料版は、1度のインストールにつき200ファイルまでの制限があります。

ImageOptim

.png、.jpg、.bmp、.tiff、.heicの画像ファイルを圧縮できるツールです。

こちらはApp Storeからダウンロードできます。

無料版は1日20ファイルまでの制限がありますが、有料版を買うことで無制限になります。

Image Tools

.png、.jpg、.bmp、.tiffの画像ファイルを圧縮できるツールです。

こちらもApp Storeからダウンロード出来ます。

無料で枚数制限なしで、画像を圧縮出来ます。

TinyPNG

.webp、.png、.jpgの画像ファイルを圧縮できるWebツールです。

1度の圧縮では20ファイルまでが上限のようです。あと、1ファイル当たりの容量の上限が5MBまでとなっています。

こちらもPro版(有料)で無制限になり、1ファイル当たりの上限が75MBになるようです。

Squoosh

Google製の画像圧縮ツールです。Web上で動きます。

ファイル拡張子の種類は、

色々と設定をいじって圧縮できるツールになっています。枚数制限はないみたい?

実際に、比較してみた(風景)

それでは、比較していきます。

まずは、この風景の写真(Samusung Galaxy S10のカメラで撮影)から試してみます。オリジナルの容量は、5.9MBになります。お、重い・・・

JPEGmini Pro

まずは、JPEGmini Proからですが、アプリ画面上に画像ファイルをドラッグ&ドロップすればそのファイルを圧縮してくれます。簡単。

圧縮後は3.3MBになりました。仕上がりはこんな感じ。

ImageOptim

こちらも、アプリ画面上に画像ファイルをドラッグ&ドロップすればそのファイルを圧縮してくれます。簡単。

圧縮後は1.7MBになりました。仕上がりはこんな感じ。

Image Tools

こちらはアプリ画面上にドラッグ&ドロップした後に、どれぐらいの圧縮するかどうかを設定する必要があります。

今回は、「ImageOptim」の圧縮後のファイルサイズと合わせるために、29%の圧縮率で圧縮します。

圧縮後は予定通り1.7MBになりました。仕上がりはこんな感じ。

ボケてしまっていますね。

TinyPNG

TinyPNG無料版の1ファイル当たりの上限のことをすっかり忘れていました・・・

今回、Pro版は検証しません。そして、最近のカメラで風景を撮影したら、大体5MBは超えますよね・・・(高性能になったもんだなあ。)

なので、不戦敗にします。カメラで撮った画像ファイルには向いていません。

Squoosh

こちらはSquooshのページを開いた状態で、圧縮したい画像ファイルをドラッグ&ドロップしたときの画面になります。

かなり細かく設定できるのが分かるかと思います。圧縮方式とかも選べます。

今回はデフォルト設定にして、サイズだけ「ImageOptim」のものと同じぐらいになるように圧縮しました。

圧縮後は予定通り1.7MBになりました。仕上がりはこんな感じ。

実際に、比較してみた(スクリーンショット)

次は、スクリーンショットした画像(.pngファイル)がどうなるかを試してみます。

今回、こちらの画像を使います。オリジナルサイズは、1.5MBです。

JPEGmini Pro

PNG画像は圧縮できないようです・・・

そのため、不戦敗です。

ImageOptim

圧縮後は、335KBになりました。仕上がりはこんな感じ。

Image Tools

ImageOptimの容量に近づけようとしましたが、刻みきれず。

圧縮後は、353KBになりました。仕上がりはこんな感じ。

ボケてしまっています。

TinyPNG

TinyPNGで圧縮するのは、今回初めてです。

圧縮が成功するとパンダがバンザイをします。Dropboxに圧縮した画像を共有することも出来るようです。

圧縮後は、335KBになりました。仕上がりはこんな感じ。

Squoosh

「ImageOptim」と容量を合わせに行きます。

今回は、Resize:50%とCompress:OxiPNG

圧縮後は、393KBになりました。仕上がりはこんな感じ。

ほんのりボケてしまっていますね。

画質の比較

僕の感覚だと、画質が低い順に、

Image Tools < Squoosh < ImageOptim = TinyPNG

という感じがします。

ImageOptim(左)とTinyPNG(右)を文字のレベルまで画質を比較してみましたが、どちらも同じくらいの画質に見えます。

実際に、比較してみた(ロゴ)

次は、ロゴ画像(.pngファイル)がどうなるかを試してみます。

今回、こちらの画像を使います。オリジナル容量は、45KBです。

JPEGmini Pro

PNGは圧縮できない不戦敗。

ImageOptim

圧縮後は、16KBになりました。仕上がりはこんな感じ。

Image Tools

ImageOptimと同じサイズになるように設定を揃えます。

圧縮後は、16KBになりました。仕上がりはこんな感じ。ボケてしまっていますね。

TinyPNG

圧縮後は、16KBになりました。仕上がりはこんな感じ。

Squoosh

圧縮中の様子です。「ImageOptim」に圧縮率を近づけていくと、ボケていっているのが確認できます。

圧縮後は、29KBになりました。仕上がりはこんな感じ。少しボケてしまっていますね。

画質の比較

僕の感覚だと、画質が低い順に、

Image Tools < Squoosh < ImageOptim = TinyPNG

という感じがします。(スクリーンショットのときと同じ。)

ImageOptim(左)とTinyPNG(右)で、画質を細かく比較してみましたが、どちらも同じくらいの画質に見えます。

まとめ

風景.jpgの調査結果まとめです。

アプリ枚数上限ファイルサイズ上限操作の単純さ機能の豊富さExif情報の保持容量の圧縮率(風景.jpg)画質(風景.jpg)
JPEGmini Pro200枚/インストール(有料版はなし)なしあり△ (3.3MB)
ImageOptim20枚/日(有料版はなし)なしなし○ (1.7MB)
Image Toolsなしなしなし○ (1.7MB)
TinyPNG20枚/日?(有料版はなし)5MB(有料版は75MB)あり
Squooshなしなしなし○ (1.7MB)

スクショ.pngとロゴ.pngの調査結果まとめです。

アプリ枚数上限ファイルサイズ上限容量の圧縮率(スクショ.png)画質(スクショ.png)容量の圧縮率(ロゴ.png)画質(ロゴ.png)
JPEGmini Pro200枚/インストール(有料版はなし)なし
ImageOptim20枚/日(有料版はなし)なし◎ (335KB)○ (16KB)
Image Toolsなしなし○ (353KB)○ (16KB)
TinyPNG20枚/日?(有料版はなし)5MB(有料版は75MB)◎ (335KB)○ (16KB)
Squooshなしなし△ (393KB)△ (29KB)

結論としては、「TinyPNG」の有料版(2800円/年:※2022/9/16時点)を利用すれば、事足りそうです。

しかし、「サブスクは嫌だ!」という場合は、1つに絞るのは難しそうです。併用するのが良いかと思います。

性能面の観点から、以下の組み合わせ方が良いかなと。

  • カメラで撮った写真を圧縮する場合は、「JPEGmini Pro」を使う。
  • ブログの画像など、制作物の素材として利用する画像を圧縮する場合は、「ImageOptim」を使う。

使い分ける理由としては、「Exif情報を保持するかどうか」です。

現在、Googleフォトで写真をバックアップおよび管理しているので、画像ファイルがExif情報を保持してくれていると、管理コストが安く済みます。

そのため、カメラ写真の圧縮率が物足りないですが、JPEGmini ProをGoogleフォトでバックアップする写真に使用する感じですかね。

(JPEGmini Proも、8300円/買い切り:※2022/9/16時点

ですが・・・、TinyPNGよりはランニングコストが掛からない・・・PCを3年以上使う前提ですが。)

おしまい

135ml
135ml

うーん、クラウド社会となってしまった今となっては、サブスク加入も必死なのかな・・・?

リサちゃん
リサちゃん

Google Oneに入っちゃう?

135ml
135ml

Google Oneに入るのは時間の問題だね。

それまで無料枠の残容量でやりくりできる間は、TinyPNGに加入するのもアリかな。

リサちゃん
リサちゃん

アルバムを刷本するかあ?

135ml
135ml

ブログの素材は変わらず、Googleドライブで管理するから根本的には解決しないんだよなあ・・・もうデジタル経済からは逃れられんなあ・・・

以上になります!

コメント

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